部長が参りました」
高松宮「うむ、入ってもらいなさい」
滝崎「う、え? え! えぇ!?」
すっとんきょうな声を上げている間に松島宮に続いて軍服姿の小柄な男が入って来た。

「高松宮様、お約束通り参りました」
間違い無い……小柄ながらも両手の白い手袋、写真で何度も見た、日本海軍不動の人物……山本五十六だ。
高松宮  <a href="http://www.adrzsm.com/">chanel オンライン</a>「すまぬ、本来なら私が彼を連れて直々に行けばよいのだが…余りにも目立ってしまうからな」
山本「そうですな。まあ、私も徳正様に海軍を薦めた為、近状が気になっていましたから」
……松島宮に海軍を薦めた1人が山本五十六とはある意味驚きで贅沢だ。
山本「さて…君が滝崎正郎君だね? いや、正義君かな?」
滝崎「は、はい…ど、どうも…で、出来れば正郎で」
親しげに差し出された右手に滝崎はぎこちなく右手を出して握手する。なにせ大東亜戦争では絶対に外せない重要人物、そんな人物と握手なのだから、緊張やらなんやらで右手に汗が流れる。
山本「ほう…その様子だと君が未来を知っていると言うのは本当かも知れないな」
滝崎「え…」
山本「左手の手袋が気になったが訊かない。それに緊張の余りの汗、私の性格をある程度知っている…違うかね?」
ある意味ピタリだ。それに山本少将は人の好き嫌いが激しい。
滝崎「……では、五十六の名前はお嫌いですね?」
山本「…ふっはっは…なるほど、ますます興味が沸いた。では、君の『未来』とやらを聞こうかな?」


既に4度目の事だが、山本五十六少将の前では緊張した。実際、何度も水が欲しいと思った……言わなかったが。そして、全てを話終わると、さすがに脱力した。なにせ……相手が相手だけにだからだ。
山本「ふむ…私の予想通りになったのは歴史の皮肉と言うことか」
滝崎  <a href="http://www.hksfbj.com/">chanel 値段</a>「はい、形は違いますが、かなりの事が当たりました」
まあ、いくら山本長官でも原子爆弾を二発も落とされるとは予想出来なかっただろうけど……。
山本「さて、航空戦の事だが…戦争中盤になるとF4Fに零戦が落とされる様になると言ったな?」
滝崎「はい。十二試艦上戦闘機…後の零戦は緒戦では無敵でしたが、F4Fが頑丈な機体を利用した一撃離脱に徹する様になると機体構造が脆弱な零戦は敵いませんでした。更に防弾性が低い機体だったのが仇となりベテランパイロットを多数失う事になります」
山本「そうか………ところで陸軍はどうなんだ?」
滝崎「陸軍は1939年に満州モンゴル国境間で発生したノモンハン事件を経験した事により、早期に一式戦隼に防弾性を持たせました。更に年が変わる毎に新開発の戦闘機を新規生産した為、海軍の零戦の様にはならずに済みました」
山本「………よし、わかった。戦闘機不要論の事を含めて君を信じよう」
滝崎「ありがとうございます……山本少将、詐欺師にはお気をつけを」
山本「ほう…その話、また今度に聞こうかな」


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8月3日 横須賀沖合い

滝崎「うひょ!! スゲ!!」
……内火艇の上で目の前にある『それ』に喜びの叫びを上げる。
松島宮「……正郎、少しは落ち着け」  http://www.dfgt78.com/ celine outlet
滝崎「落ち着けって言うのか無理! 本物をこんな間近で見られるなんてな!!」
……滝崎をこれ程興奮させる物……それは目の前に浮かぶ『天城型航空母艦一番艦天城』の堂々とした威容である。実は二番艦の赤城も天城の隣で停泊してい

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